皆様こんばんは!
今日はFOMCの政策金利について、生徒さんから質問がありましたので、
ザックリと簡単に説明したいと思います。(^^♪
7月31日にFOMCの発表にて、約10年半振りとなる0.25ポイントの利下げが発表されました。
FOMCとは「連邦公開市場委員会」の事でアメリカの金融政策の方針を決定する会合の事です。
FRB(中央銀行制度の最高意志決定機関)によって、FOMCは年8回開催され政策金利に
ついての発表があります。
日本で言う「日銀金融政策決定会合」にあたります。
政策金利はFRBが民間銀行に対してお金を貸し出す時の金利を示しますから、
金利を上げればお金が借りずらくなり、企業や個人の消費意欲を抑えるので、インフレや
景気の過熱感を抑制出来ます。
逆に金利を下げれば企業や個人がお金を借りやすくなるので、景気が回復傾向に向かいます。
と、いう事は・・・
FRBが利下げを行えば、企業はお金を借りやすくなるので、株価は上がり、為替相場は
ドル安円高傾向になりやすくなり、逆に利上げを行えば企業がお金を借り難くなるので
株価は下がり、為替相場はドル高円安傾向になります。(一般的には…)
しかし、これはあくまで理論値なので必ずしもそうなるとは限らない所が
相場を難しくしてますよね~(-_-;)
トランプ大統領は今後、まだまだ大幅な利下げを要求しているので、
次回のFOMCの発表でまたまた利下げっていう事になれば、ドル安円高に拍車を
かける事になりそうですね~
(市場では既に織り込み済みになっているかも知れませんが・・・)
トランプ大統領のTwitter恐るべし!!